サッカーの世界年間最優秀選手に贈られるバロンドール。
このバロンドールの若手選手Versionがあるらしいです。
それはコパ・トロフィーという名前らしいのですが、
このコパ・トロフィー、どんな賞で過去に誰が受賞したか、
また審査員は誰なの?など気になっている方もいるでしょう。
そこで今回は、コパ・トロフィーの名前の由来、
歴代受賞者や選定を行っている審査員などについて紹介します。
参考にしてみてくださいな。
コパトロフィーとは?
コパ・トロフィーは、2018年にフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が創った
21歳以下を対象にした世界最優秀(1年で最も活躍した)選手に贈られる賞です。
フランス・フットボールは、世界年間最優秀選手に贈呈されるバロンドール”の選定を行っており、
同誌が選定する事から、コパ・トロフィーは”若手版バロンドール”とも言われています。
ちなみに、”バロンドール(Ballon d'Or)”とは、フランス語で
「黄金の球(ゴールデンボール)」という意味です。
コパトロフィーの名前の由来
コパ・トロフィーは、フランス人として1958年にバロンドールを初めて受賞した
レイモン・コパ氏の「コパ」が名前の由来になっています。
バロンドール歴代受賞フランス人
レイモン・コパ(1958)
ミシェル・プラティニ(1983、1984、1985)
ジャン・ピエール・パパン(1991)
ジネディーヌ・ジダン(1998) pic.twitter.com/q5KR0SaIr6— フランス・フットボール 🇫🇷 (@FrancefootJP) November 29, 2021
コパトロフィーはいつ発表される?
コパ・トロフィー受賞者の発表は、毎年だいたい12月1日前後に発表されるようです。
2018年は12月3日
2019年は12月2日
2021年は11月29日
2022年は10月17日
に発表されています。バロンドールと同じ日になります。
※2020年はウイルスの影響で選出はありませんでした。
ちなみに、コパ・トロフィーの候補者は、10月の上旬から中旬の間に発表されます。
コパトロフィーの歴代受賞選手と候補選手
コパ・トロフィーの歴代受賞者と候補選手を見てみましょう。
2020年は選出なしです。表にある年齢と所属クラブは、受賞当時の情報です。
2022年:ガビ
🗞黄金の少年
👉コパトロフィー受賞したガビがそれに続いて21歳以下のベストプレーヤーに贈られるゴールデンボーイも受賞
👉18歳にしてペトリを継ぐ、昔メッシも同じ日に受賞 pic.twitter.com/sfe0cqRc7k
— ばるむんど🌏 EL MUNDO DE BARCELONA (@BarMundo_jp) October 21, 2022
名前:ガビ(パブロ・マルティン・パエス・ガビラ) 国籍:スペイン 生年月日:2004年8月5日 身長:173cm 体重:70kg 在籍チーム:FCバルセロナ |
ガビ選手は、2015年にFCバルセロナの下部組織に入団。
2021年8月にバルセロナのトップチームデビューを飾り、同年9月にスペイン代表に選出されています。
スペイン代表では「最年少デビュー」「最年少得点」などの記録を残していて、今後の活躍がとても期待される選手の1人となっています。
2021年:ぺドリ
名前:ぺドリ(ペドロ・ロドリゲス・ゴンサレス) 国籍:スペイン 生年月日:2002年11月25日 身長:174cm 体重:60kg 在籍チーム:FCバルセロナ |
ぺドリ選手は、スペインのクラブFCバルセロナに所属しています。
2019年に16歳で、スペインのクラブ「ラス・パルマス」でデビュー。
2020年7月に、現在の所属クラブであるFCバルセロナに移籍。
移籍金は500万ユーロでした。
スペイン代表でEURO 2020や東京五輪に出場するなど、
絶え間なく活躍をしていますが、休みがないことで心配をする声もあります。
怪我をすることなく、このまま成長していってほしいですね。
ちなみに、2021年のコパトロフィー候補者は下記10名でした。
ペドリ(18歳/スペイン代表MF/バルセロナ) メイソン・グリーンウッド(20歳/イングランド代表FW/マンチェスター・U) ブカヨ・サカ(20歳/イングランド代表MF/アーセナル) ジェレミー・ドク(19歳/ベルギー代表FW/レンヌ) ライアン・フラーフェンベルフ(19歳/オランダ代表MF/アヤックス) ジャマル・ムシアラ(18歳/ドイツ代表MF/バイエルン) フロリアン・ヴィルツ(18歳/ドイツ代表MF/レヴァークーゼン) ジュード・ベリンガム(18歳/イングランド代表MF/ドルトムント) ジョバンニ・レイナ(18歳/アメリカ代表MF/ドルトムント) |
2019年:マタイス・デ・リフト
名前:マタイス・デ・リフト |
デ・リフト選手は、イタリアセリエAのユヴェントスFCに所属しています。
プロデビューはオランダのクラブのアヤックス。
2019年7月に現所属クラブのユヴェントスに移籍。
移籍金は7,500万ユーロ。ユヴェントスに加入したDFの選手としては最高額の移籍金でした。
オランダ代表選手としてもプレー。
今後が期待される若手選手です。
ちなみに、2019年のコパトロフィー候補者は下記10名でした。
マタイス・デ・リフト(20歳/オランダ代表DF/アヤックス→ユヴェントス) |
2018年:キリアン・エムバペ
名前:キリアン・エムバペ |
エムバペ選手は、フランスのパリ・サンジェルマンに所属しています。
2015年に16歳の若さでフランスのクラブ「モナコ」でデビュー。
2018年に移籍金1億8000万ユーロでパリ・サンジェルマンに移籍。
移籍後、3シーズン連続でフランスリーグで得点王を獲得しています。
フランス代表としてもプレーしており、2018年のロシアワールドカップでは4得点を挙げるなど大活躍。
ワールドカップ最年少ゴールや、史上2人目となる10代で決勝戦での得点を決めるなど
すでにさまざまな記録を持っています。
この先、色々な歴史を変える選手になるでしょう。
2018年のコパトロフィー候補者は下記10名でした。
キリアン・エムバペ(パリサンジェルマン/フランス代表/19歳) |
歴代受賞者と候補者一覧でした。
21歳以下の選手たちですが、ほとんどの選手がすでに各国の代表選手として活躍しています。
名前を聞いたことがある選手もいるのではないでしょうか。
世界では10代から代表でプレーしているもいるんですねぇ。
日本は10代で代表入りすると結構騒がれたりしますが、それが当たり前の状況になると
もっともっと強くなれるのかもしれません。
一概に年齢で語れないところはありますが・・・。
コパトロフィーの審査員
コパ・トロフィーの審査員は豪華です。
過去にバロンドールを受賞した方や現役の選手が審査員を担当しています。
バロンドール受賞歴がある人たちなので、有名じゃない訳がありませんね。
2021年の審査員には、現役の選手だと
クリスティアーノ・ロナウド選手
リオネル・メッシ選手
ルカ・モドリッチ選手
がいます。
ロナウド&メッシはどこにでも出てきますね(笑)
僕の周りのサッカーを知らない人でもこの2人は大体知ってますからね、すごい選手ですよ、本当に。
コパトロフィーの形
受賞したガビ選手が持っているトロフィーの形を見ると、色は金色で下部は弁当などに入っている「バラン」のような形をしています。
上部はサッカーボールの形をしており、このサッカーボールは下から繋がっているように見えます。
そして、真ん中に「KOPA TROPHY」と書いてあります。
ワールドカップやバロンドールなども金色のトロフィーになっています。
やはり、頂点やトップを表現する色は金色になるのでしょうか。
オリンピックの1位も金メダルですし。
まとめ
今回は、コパ・トロフィーについて紹介させていただきました。
コパ・トロフィーの歴代受賞者は
2021年 ぺドリ選手(スペイン)
2019年 マタイス・デ・リフト選手(オランダ)
2018年 キリアン・エムバペ選手(フランス)
でした。
未来のサッカー界を担う選手に贈られるコパ・トロフィー。
受賞した選手、今後受賞する選手たちに注目していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!