ACL(アジアチャンピオンズリーグ)に出場しているアルヒラル。
2017年にJリーグの浦和レッズと決勝で死闘を演じました。
そして、2019年に悲願のACL初優勝を果たしています。(前身のアジアクラブ選手権は過去2回優勝していますが)
このアルヒラルというチーム。
名前は知っているけどどんなチームなのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
正直、僕もほとんど知りません(笑)
アルヒラルってどんなチーム? 強いの? 監督は誰? どんなスタメン? |
今回はこのような疑問について調べてみました。
参考にしてみてくださいね。
ACL出場のアルヒラルとは?
アルヒラルは、1957年に創設されました。
英語だと「Al-Hilal Saudi Football Club」という表記になります。
チーム名の「ヒラル」はアラビア語で三日月という意味があるそうです。
サウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビアのプロサッカーリーグ)に加盟しているサウジアラビアの強豪クラブの1つです。
アルヒラルのホームタウンはサウジアラビアの首都リヤドにあります。
ホームスタジアムは「キング・ファハド国際スタジアム」で、収容人数は68,752人。
ピッチと観客席の間に陸上トラックがあります。
参考までに、Jリーグのクラブが使用しているスタジアムの収容可能人数TOP3はこちら
1位 横浜国際総合競技場:72,327人 2位 埼玉スタジアム2002:62,010人 3位 静岡エコパスタジアム:50,889人 |
収容可能人数で言うと
横浜国際総合競技場 > キング・ファハド国際スタジアム > 埼玉スタジアム2002
となります。
かなり大きなスタジアムですね。
満員のスタジアムで試合をする時は、相手チームに相当なプレッシャーがかかるのではないでしょうか。
アルヒラルは強い?
アルヒラルは強いですよ。
サウジ・プロフェッショナルリーグを18回優勝していて、現在リーグ3連覇中です。
22-23シーズンはリーグ戦で苦戦している様で、25節まで戦って順位は4位。
戦績:14勝7分4敗(16チーム中4位) |
The 4位っていう成績の4位ですね。(意味不明)
チーム45得点の内、オディオン・イガロ選手が18得点で得点ランキングの1位です。
イガロ選手はナイジェリア出身で、スペインリーグやイングランドプレミアリーグでもプレーしていました。
イガロ選手は要チェックですね!
FC東京でプレーしていたチャンヒョンス選手がDFの中心を担っています。
こちらもチェックしておきましょう♪
アル・ヒラルはACLを何回優勝している?
アルヒラルは、ACLを過去4回優勝(1991年・2000年・2019年・2021年)しています。
1991年と2000年は「アジアクラブ選手権」という名称の大会でした。
2回目の優勝を果たした1999-2000年大会では、Jリーグのジュビロ磐田を下しての優勝です。
(当時のジュビロ磐田はそれなりに強かったんですけどね・・・)
アルヒラルの獲得タイトル総数は67個。
サウジアラビア国内や、アラブ諸国のクラブチームが参加する大会で数々の優勝を成し遂げています。
67個って・・・。
アルヒラルのクラブハウスにお邪魔して色々なトロフィーを眺めてみたいです♪
タイトル獲得数や国内リーグでの成績を見る限り、アルヒラルはかなり強いことがわかりますね。
サウジ代表よりアルヒラルのが強かったのでは やっぱりナショナルチームよりクラブのが強いのは世界的に当然かな
— ばーちー犬民 (@inhfutyan36rtdd) January 21, 2019
アルヒラルの監督:ラモン・ディアス
現在のアルヒラルの監督は、アルゼンチン人のラモン・ディアス氏です。
1959年生まれの63歳。
Jリーグ初代得点王。
日本でもおなじみの方ですね~♪
現役時代のポジションはFW。
地元アルゼンチンやイタリアのクラブ、Jリーグの横浜マリノスでも活躍されていました。
2016年から2年間ほどアルヒラルの監督に就任。
監督職を1度退任しますが、2022年2月から再びアルヒラルの監督に就任しています。
ラモン・ディアス監督は2017年のACL決勝で浦和レッズに敗れています。
2023年4月と5月に行われるACL決勝で再び浦和レッズと戦うことになりました。
借りを返すチャンスが巡ってきましたねー。
また、アルヒラルの歴代監督の中には、「トニーニョ・セレーゾ」氏や「ペリクレス・シャムスカ」氏など日本でも馴染みある方々が監督をされていました。
アルヒラルの予想スタメン
ここからはアルヒラルの注目選手とACL決勝戦の予想スタメンを紹介します。
アルヒラルは2023年2月に行われたACL準決勝で、カタールのクラブ「アルドゥハイル」を7-0というスコアで倒しています。
その時のスタメンがこちら
基本的にはこのメンバーがスタメンに名を連ねると思います。
が、ラモン・ディアス監督はフォーメーションをちょこちょこいじっているようで、もしかしたらメンバーが変わる可能性はありますね。
フォーメーションに関してざっくり調べてみましたが、
ACL準決勝(2/27)では 4-4-2 |
となっています。
色々と試行錯誤しながら一番良いフォーメーションを見つけている感じですかね。
ちなみに、2023年4月19日に行われた国王杯準決勝のスタメンがこちら
フォーメーションは4-3-3ですね。
直近の試合の方が参考になるとは思いますが、ACLは外国人枠というのがあります。
今大会までACLの外国人枠は「国籍を問わない3人+アジア国籍の1人」です。
4/19のアルヒラルのスタメンには、
外国人5人(ミシャエウ・イガロ・マレガ・グスタボ・カリージョ)
+
アジア国籍1人(チャン・ヒョンス)
となっているので、2人は確実に変更になるでしょう。
ということで、ACL準決勝のメンバーがスタメンになるのではないでしょうか。
変更があるとしたら、左CBがアリ・アル・ブライヒ(5番)から、ムハンマド・ジャフファリー(70番)になるくらいですかね。
まとめ
今回は、ACL決勝に出場するアルヒラルについて調べてみました。
アルヒラルは、サウジアラビア代表が複数名いるので、かなり強いチームではないでしょうか。
控え選手も他のチームだったらレギュラーになれるような選手たちがいます。
今回紹介したアルヒラルの内容をまとめると
・サウジアラビア国内リーグ18回優勝の強豪クラブで、タイトル獲得数は67個 ・監督は、Jリーグ初代得点王でもあるアルゼンチン人のラモン・ディアス氏 ・フォーメーションは4-4-2、もしくは4-3-3が基本 |
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!