サッカーの試合で見かけるペナルティエリア内でのフリーキックの場面。
ペナルティエリア内に選手が壁を作り、相手のシュートを防いでいるような場面を見たことがある方もいると思います。
このペナルティエリア内のフリーキックはどのような反則をした時に起こるのでしょうか。
なにやらゴールキーパーがかなり関係しているみたいですよ。
今回は、ペナルティエリア内で起こるフリーキックの発生条件について調べてみました。
参考にしてみてくださいね。
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間接フリーキックとは
サッカーのフリーキックには、直接と間接の2種類のフリーキックがあります。
直接フリーキックは、キッカーが蹴ったボールが直接ゴールに入ったら得点になります。
間接フリーキックの場合、キッカーが蹴ったボールが直接ゴールに入っても得点は認めらません。
間接の意味:対象にじかに働きかけないで、他の物を仲立ちとして行うこと
つまり、間接フリーキックはキッカー以外のプレーヤーに触れたり当たったりしてからゴールしなければゴールと認められません。
また、間接フリーキックの時は主審が片腕を頭上に上げて間接フリーキックであることを示します。
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ペナルティエリア内の間接フリーキックになる反則は?
ペナルティエリア内での間接フリーキックは、主にゴールキーパーが行うプレーによって発生します。
1.ボールを放すまでに、手で6秒を超えてコントロールする
2.次のような状況で、ボールを手で触れた場合
2-1. ボールを手から放した後、他の競技者がそのボールに触れる前
2-2.ボールが味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされる
2-3.味方競技者によってスローインされたボールを直接受ける
サッカー競技規則 2018/19 https://www.jfa.jp/documents/pdf/soccer/lawsofthegame_201819.pdf
107ページ
1つ1つ解説していきます。
ボールを放すまでに、手で6秒を超えてコントロールする
「6秒ルール」と言われています。
例えば、シュートセーブした時やコーナーキック、フリーキックのボールをゴールキーパーが直接キャッチします。
その後、6秒間ボールを手や腕で保持していた場合には間接フリーキックが相手チームに与えられます。
シュートセーブ後の、ゴールキーパーが態勢を立て直す時間が必要な時がありますが、あまり長く持ちすぎていると試合進行の妨げになる為に、6秒というルールが設けられているのではないでしょうか。
ボールを手から放した後、他の競技者がそのボールに触れる前に手で触れる
少し分かりづらいですね。
例を挙げると
1.ゴールキーパーが手からボールを離し、地面に転がしたりドリブルする 2.「1」で転がしたボールを再度持ち上げて手や腕で確保する |
こういった状況になるかと思います。
ただし、ミスキックや跳ね返りなど意図せずゴールキーパーにボールが向かった場合は、適用外となります。
ボールが味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされた後に手で触れる
バックパスや横パスをした時に起こるプレーですね。
味方選手が足でボールをゴールキーパーに戻し、そのボールを手や腕で直接取ってしまった時には間接フリーキックが与えられます。
頭や胸、背中やお尻などでゴールキーパーにボールを戻した場合にはこのルールは適用外です。
味方競技者によってスローインされたボールを直接手で受ける
スローインとは、フィールドの両脇にある白い線から両手で頭の後方から頭上を通してボールを投げることです。
味方の選手からスローインされたボールを、ゴールキーパーが直接手で受け取ってしまった場合には間接フリーキックが与えられます。
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その他の間接フリーキックになる反則
間接フリーキックになる反則はその他にもありました。
1.危険な方法でプレーした場合 2.身体的接触を伴わずに、相手競技者の進行を妨げる 3.ゴールキーパーのプレーを妨げる行為 4.オフサイド |
1つ1つ簡単に解説していきます。
危険な方法でプレーした場合
「危険な方法」とは、相手選手の前で足を高く上げたり、キックしようとしているボールに対してヘディングするようなプレーのことです。
相手選手を危険に曝すようなプレーはもちろん、自らを危険に曝すようなプレーに対しても間接フリーキックが与えられます。
身体的接触を伴わずに、相手競技者の進行を妨げる
昔は「オブストラクション」今は「インピード」と言われている反則ですね。
ボールを持っていない選手に対して進路を妨害したり、わざと当たりに行き前に進ませなかった時に相手チームに間接フリーキックが与えられます。
ゴールキーパーのプレーを妨げる行為
相手ゴールキーパーがスローイングやパントキックをする時に、キーパーの前に立つ・並走する・足や手を出してプレーの妨害をするなどした場合には、相手チームに間接フリーキックが与えられます。
インピードと近いプレーになるのではないでしょうか。
オフサイド
オフサイドとは、オフサイドポジション(オフサイドの対象となるエリア)にいる味方選手にパスを出す、またはオフサイドポジションにいる選手がプレーに関与すると取られる反則です。
サッカーで頻繁に起こる反則の1つになります。
オフサイドのルールについて詳細はこちらの記事をご覧ください。 → サッカーのルール「オフサイド」が意味不明でわからない!存在理由もわかりやすく図解で解説! |
まとめ
今回は、サッカーのペナルティエリア内の間接フリーキックになる反則について紹介させていただきました。
反則の基準はなかなかわかりづらいですね。
ゴールキーパーがやらかした時には、ペナルティエリアで何かが起こると期待しながらサッカーを見てみると、楽しみが増えるかもしれません♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
サッカーのルール一覧についてはこちらの記事をご覧ください。 →意外と知らないサッカーに関する基本的なルールのまとめ! |