12月11日に開幕するクラブワールドカップ2019。
世界6大陸のクラブチャンピオンが開催国のカタールに集まり、クラブ世界一を争う大会です。
ヨーロッパチャンピオンのリヴァプールや、南米の古豪フラメンゴなどが出場します。
クラブワールドカップ2019に北中米カリブ海王者として出場するのが、メキシコの「モンテレイ」。
モンテレイがどんなチームなのか。
日本ではあまり報道されないため、わからない方も多いと思います。
モンテレイって強いの?
監督は誰?
注目選手は?
今回はこのような疑問について調べてみました。
参考にしてみてくださいね。
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クラブワールドカップ2019に出場するモンテレイとは?
モンテレイの本拠地は、メキシコ第3の都市であるヌエボ・レオン州の州都「モンテレイ」になります。
モンテレイの正式名称は「CFモンテレイ」(Club de Fútbol Monterrey)です。
設立は1945年6月28日。
クラブ創設から70年以上の伝統あるクラブですね。
メキシコ北部にあるプロクラブでは最も古いクラブになるそうです。
モンテレイのホームスタジアム
モンテレイホームスタジアムは「エスタディオBBVAバンコメル」です。
収容人数は53,500人。
※完成時は51,500人でしたが、53,500人を収容できるように増設しました。
エスタディオBBVAバンコメルは、2011年に着工を開始して2015年に完成しています。
完成当初のスタジアム名は「エスタディオ・デ・フットボル・モンテレイ」でした。
BBVAとは
B:バンコ B:ビルバオ V:ビスカヤ A:アルヘンタリア |
の略です。
エスタディオBBVAバンコメルは、2015年のStadium Of The Yearに選ばれています。
2015年のStadium Of The Yearランキング
※外部ページにリンクします。
完成から5年しか経っていないので、スタジアムは新しくかなりキレイですね。
フィールドと観客席の距離が近く、臨場感も凄そうです。
観客席からは「セロ・デ・ラ・シージャ山」が見えるので、景色も最高ではないでしょうか。
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モンテレイの獲得タイトル数
モンテレイの獲得タイトル数は、国内・国際合わせて13個です。
国内タイトルを9回、国際タイトルを4回獲得しています。
クラブワールドカップでは常連となりつつあるモンテレイですが、国内リーグでは目立った成績を残せていないという印象です。
モンテレイの国内タイトル・国際タイトルの獲得回数と獲得年を一覧にまとめてみました。
モンテレイの国内タイトル一覧
◾️プリメーラ・ディビシオン(メキシコリーグ1部) : 4回
メヒコ1986年 , クラウスーラ2003年 , アペルトゥーラ2009年 , アペルトゥーラ2010年
メキシコリーグは前期・後期の2ステージ制となっています。 アペルトゥーラ:前期 クラウスーラ :後期 |
◾️セグンダ・ディビシオン(メキシコリーグ2部):2回
1956年 , 1960年
◾️スーペルコパ・デ・セグンダ・ディビシオン:1回
1956年
◾️コパ・メヒコ:1回
1991年
◾️インテルリーガ:1回
2010年
モンテレイの国際タイトル一覧
◾️CONCACAFチャンピオンズリーグ : 3回
2010-11 , 2011-12 , 2012-13
◾️CONCACAFチャンピオンズリーグ : 1回
1993
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モンテレイのクラブワールドカップの成績
モンテレイのクラブワールドカップでの成績をまとめました。
参考にしてみてください。
2011年 成績:1勝1分 順位:5位
準々決勝 モンテレイ 1 - 1 柏レイソル(日本) |
2012年 成績:2勝1敗 順位:3位
準々決勝 モンテレイ 3 - 1 蔚山現代(韓国) 3位決定戦 モンテレイ 2 - 0 アル・アハリ(エジプト) |
2013年 成績:1勝1敗 順位:5位
準々決勝 モンテレイ 1 - 2 ラジャ・カサブランカ(モロッコ)
5位決定戦 モンテレイ 5 - 1 アル・アハリ(エジプト) |
モンテレイのクラブワールドカップの通算成績は4勝1分2敗、最高順位は3位です。
※柏レイソル戦はPK戦での勝利なので、引き分け扱いにしています。
モンテレイのクラブワールドカップ2019の初戦は12月14日(土)。
開催国「アル・サッド」 対 オセアニア王者「ヤンゲン・スポート」の勝者と戦います。
初戦を突破した場合、ヨーロッパチャンピオンのリヴァプールとの対戦になります。
モンテレイの初戦が楽しみですね♪
クラブワールドカップの日程についてはクラブワールドカップ2019はいつから始まる?出場チームやテレビ放送についてもをご覧ください。 |
モンテレイの監督:アントニオ・モハメド
モンテレイの監督はアントニオ・モハメドさんです。
1970年生まれの49歳。
1970年生まれには澤登正朗さんや秋田豊さんがいます。
歌手のマライア・キャリーさん、Mr.Chirdrenの桜井和寿さんも同い年になります。
モハメド監督の現役時代、ポジションはフォワードでした。
1988年にアルゼンチンの「ウラカン」というクラブでプロデビューを果たしています。
その後、イタリアやメキシコの様々なクラブに所属。
モンテレイでも3年間プレーしています。
2003年に現役を引退。
現役を引退後、プロデビューした「ウラカン」で監督としてのキャリアをスタートしました。
2015年〜2018年にモンテレイの監督に就任。
1度モンテレイの監督を退き、スペインのクラブ「セルタ」の監督になりましたが半年で解任されています。
2019年に再びモンテレイの監督に就任。
モハメド監督がクラブワールドカップで指揮をとるのは今回が初めてとなります。
様々なクラブを率いた事があり経験豊富なモハメド監督ですが、初めて指揮をとるクラブワールドカップでどのような采配をするのか注目ですね♪
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モンテレイの注目選手
モンテレイの注目選手を調べてみました。
クラブワールドカップを見るときの参考にしてみてくださいね♪
ヨハン・バスケス
本名はヨハン・フェリペ・バスケスイバラ。
ヨハン・バスケス選手は1998年生まれの21歳です。
出身地はメキシコ、ポジションはDF。
空中戦の強さと精度の高いパスが売りの選手です。
2019年10月にメキシコ代表としてデビューを果たしています。
メキシコU-23代表が東京オリンピックの出場権を得た場合に、日本にやってくる可能性がある選手の1人ですね。
カルロス・ロドリゲス
本名は、カルロス・アルベルト・ロドリゲス・ゴメス。
カルロス・ロドリゲス選手は1997年生まれの22歳です。
出身地はメキシコ、ポジションはMF。
2019年3月にメキシコ代表としてデビューしています。
メキシコ代表は「CONCACAFゴールドカップ(北中米カリブ海大陸選手権)2019」で優勝しました。
ロドリゲス選手は大会に全試合に出場して、優勝に貢献した選手の1人です。
メキシコ代表のヘラルド・マルティーノ監督からは
「彼はまだ若いが、ベテランのような動きをする選手」
と評価されています。
ヨーロッパのビッグクラブからオファーが来る日も近いのではないでしょうか。
ヴィンセント・ヤンセン
本名はビンセント・ペトルス・アンナ・セバスティアアン・ヤンセン
出身地はオランダ、ポジションはFW。
2015-2016シーズンのオランダリーグで27得点をあげて得点王を獲得。
得点王と同時に最優秀若手選手に贈られるヨハン・クライフ賞も受賞しています。
オランダ期待の若手FWで、各メディアからも高評価を受けていました。
その後イングランドのトッテナムに移籍しましたが31試合で2ゴールと活躍できず、トルコのフェネルバフチェに移籍。
2019年からモンテレイに完全移籍しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、クラブワールドカップ2019に北中米カリブ海代表として出場する「モンテレイ」について紹介させていただきました。
クラブワールドカップの出場が今回で4回目となるモンテレイ。
過去最高の3位を超えることはできるのか、注目ポイントであり楽しみなところです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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