J1リーグにおいて、その年に最も活躍した選手に贈られるMVP(最優秀選手賞)。
MVPって
誰が受賞してるの?
決め方は?
賞金はいくらもらえるの?
など、いろいろと疑問がある方もいると思います。
そこで今回は、Jリーグの歴代MVP受賞者、選出条件や賞金などについて調べました。
参考にしてみてください。
- JリーグMVPの決め方や選出方法
- JリーグMVPの賞金
- Jリーグの歴代MVP一覧- 2022年:岩田智輝
- 2021年:レアンドロ・ダミアン
- 2020年:マイケル・オルンガ
- 2019年:仲川輝人
- 2018年:家長昭博
- 2017年:小林悠
- 2016年:中村憲剛
- 2015年:青山敏弘
- 2014年:遠藤保仁
- 2013年:中村俊輔
- 2012年:佐藤寿人
- 2011年:レアンドロ・ドミンゲス
- 2010年:楢崎正剛
- 2009年:小笠原満男
- 2008年:マルキーニョス
- 2007年:ロブソン・ポンテ
- 2006年:田中マルクス闘莉王
- 2005年:アラウージョ
- 2004年:中澤佑二
- 2003年:エメルソン
- 2002年:高原直泰
- 2001年:藤田俊哉
- 2000年:中村俊輔
- 1999年:アレックス(三都主アレサンドロ)
- 1998年:中山雅史
- 1997年:ドゥンガ
- 1996年:ジョルジーニョ
- 1995年:ストイコビッチ
- 1994年:ペレイラ
- 1993年:三浦知良
 
- まとめ
JリーグMVPの決め方や選出方法
JリーグのMVP(最優秀選手賞)は、優秀選手賞を受賞した選手の中から選出されます。
優秀選手賞は、J1各クラブの監督と選手により投票され、
その投票結果をもとにJリーグ優秀選手賞が決定します。
発表はJリーグアウォーズの中で行われます。
Jリーグは、J1 18クラブの監督および選手による投票結果をもとに、「2021Jリーグ優秀選手賞」31 名を決定いたしました。
https://www.jleague.jp/awards/2021/nominees.html#mvp
12月6日(月)に開催する「2021Jリーグアウォーズ」において表彰される最優秀選手賞、ベストイレブンの受賞者は、
優秀選手賞受賞選手の中から決定いたします。
ただ、Jリーグアウォーズのページでは、MVP(MOST VALUABLE PLAYER)は「優秀選手賞」になっており、
最優秀選手賞は「PLAYER OF THE YEAR」(年間最優秀選手)という表記になっています。
Jリーグでは、
MVP:チームに貢献した選手たちに贈られる賞
PLAYER OF THE YEAR:全クラブの中で最も活躍した選手に贈られる賞
ということになるのではないでしょうか。
ただ、Jリーグの公式ページでは、最優秀選手賞(MVP)となっています。
馴染みのあるMVPという言葉を、最優秀選手賞としたんですかね。
最優秀選手賞(MVP)はレアンドロ ダミアン選手が受賞
https://www.jleague.jp/news/article/21241/
史上9人目の得点王とのW受賞に!!
〜川崎フロンターレからは7名がベストイレブンに選出〜
【Jリーグアウォーズ】
JリーグMVPの賞金
MVPの賞金は2,000,000円。
賞金とは別に記念品や副賞が贈呈されます。
第4条〔個人表彰〕
https://www.jleague.jp/docs/aboutj/regulation/21.pdf
(1) J1リーグ戦を通じて次の各賞を選考し、賞金または賞品を授与する。
① 最 優 秀 選 手 賞:賞金 2,000,000 円、記念品
副賞は、
2022年が100万円相当85インチのTV
2021年が100万円相当DAZN観戦セット
2020年が4K有機ELテレビ
となっており、年ごとで提供される副賞は異なっているようです。
JリーグのMVPに贈られるトロフィーの形
MVPに贈られるトロフィーの形は、
土台の上に棒状のものがあり、
一番上にJリーグのロゴが入ったサッカーボールが付いています。
純銀製(一部純金メッキ)で、重さは4㎏。
大きさは、高さ50㎝・幅20㎝と意外に大きなトロフィーです。
すべて手作りになっていて、
コンセプトはJリーグのページによると
サッカーにかかわる関わるすべての人々との絆を表現。
Jリーグで最も光り輝いた選手にふさわしい形を描いているとのことです。
Jリーグの歴代MVP一覧
それでは、Jリーグの歴代MVPを見ていきましょう。
受賞者の名前や生年月日、出場試合数や得点数などをまとめてみました。
所属クラブは受賞時に在籍していたクラブになります。
2022年:岩田智輝
🏅 2022 Jリーグ MVP!👤#横浜F・マリノス の #岩田智輝 が最優秀選手賞 (MVP) を初受賞!
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) November 7, 2022
DFの同賞受賞は16年ぶり4人目、そして横浜FMからのMVP選出は史上最多5回目となった。
🏅中村俊輔 (2000, 2013)
🏅中澤佑二 (2004)
🏅仲川輝人 (2019)
🆕岩田智輝 (2022)#Jリーグアウォーズ pic.twitter.com/I7aBFwZXQb
| 名前 | 岩田智輝 | 
| 生年月日 | 1997年4月7日 | 
| 所属クラブ | 横浜F・マリノス | 
| ポジション | DF | 
| 出場試合数 | 32試合 | 
| 得点数 | 2ゴール | 
2021年:レアンドロ・ダミアン
| 名前 | レアンドロ・ダミアン | 
| 生年月日 | 1989年7月22日 | 
| 所属クラブ | 川崎フロンターレ | 
| ポジション | FW | 
| 出場試合数 | 35試合 | 
| 得点数 | 23ゴール | 
2020年:マイケル・オルンガ
| 名前 | マイケル・オルンガ | 
| 生年月日 | 1994年3月26日 | 
| 所属クラブ | 柏レイソル | 
| ポジション | FW | 
| 出場試合数 | 32試合 | 
| 得点数 | 28ゴール | 
2019年:仲川輝人
| 名前 | 仲川輝人 | 
| 生年月日 | 1992年7月27日 | 
| 所属クラブ | 横浜F・マリノス | 
| ポジション | FW | 
| 出場試合数 | 33試合 | 
| 得点数 | 15ゴール | 
2018年:家長昭博
| 名前 | 家長昭博 | 
| 生年月日 | 1986年6月13日 | 
| 所属クラブ | 川崎フロンターレ | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 32試合 | 
| 得点数 | 6ゴール | 
2017年:小林悠
| 名前 | 小林悠 | 
| 生年月日 | 1987年9月23日 | 
| 所属クラブ | 川崎フロンターレ | 
| ポジション | FW | 
| 出場試合数 | 34試合 | 
| 得点数 | 23ゴール | 
2016年:中村憲剛
| 名前 | 中村憲剛 | 
| 生年月日 | 1980年10月31日 | 
| 所属クラブ | 川崎フロンターレ | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 31試合 | 
| 得点数 | 9ゴール | 
2015年:青山敏弘
| 名前 | 青山敏弘 | 
| 生年月日 | 1986年2月22日 | 
| 所属クラブ | サンフレッチェ広島 | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 33試合 | 
| 得点数 | 3ゴール | 
2014年:遠藤保仁
| 名前 | 遠藤保仁 | 
| 生年月日 | 1980年1月28日 | 
| 所属クラブ | ガンバ大阪 | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 34試合 | 
| 得点数 | 6ゴール | 
2013年:中村俊輔
| 名前 | 中村俊輔 | 
| 生年月日 | 1978年6月24日 | 
| 所属クラブ | 横浜F・マリノス | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 33試合 | 
| 得点数 | 10ゴール | 
2012年:佐藤寿人
| 名前 | 佐藤寿人 | 
| 生年月日 | 1982年3月12日 | 
| 所属クラブ | サンフレッチェ広島 | 
| ポジション | FW | 
| 出場試合数 | 34試合 | 
| 得点数 | 22ゴール | 
2011年:レアンドロ・ドミンゲス
| 名前 | レアンドロ・ドミンゲス | 
| 生年月日 | 1983年8月24日 | 
| 所属クラブ | 柏レイソル | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 30試合 | 
| 得点数 | 15ゴール | 
2010年:楢崎正剛
| 名前 | 楢崎正剛 | 
| 生年月日 | 1976年4月15日 | 
| 所属クラブ | 名古屋グランパス | 
| ポジション | GK | 
| 出場試合数 | 34試合 | 
| 得点数 | 0ゴール | 
2009年:小笠原満男
| 名前 | 小笠原満男 | 
| 生年月日 | 1979年4月5日 | 
| 所属クラブ | 鹿島アントラーズ | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 32試合 | 
| 得点数 | 3ゴール | 
2008年:マルキーニョス
| 名前 | マルキーニョス | 
| 生年月日 | 1976年3月23日 | 
| 所属クラブ | 鹿島アントラーズ | 
| ポジション | FW | 
| 出場試合数 | 30試合 | 
| 得点数 | 21ゴール | 
2007年:ロブソン・ポンテ
| 名前 | ロブソン・ポンテ | 
| 生年月日 | 1976年11月6日 | 
| 所属クラブ | 浦和レッドダイヤモンズ | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 33試合 | 
| 得点数 | 7ゴール | 
2006年:田中マルクス闘莉王
| 名前 | 田中マルクス闘莉王 | 
| 生年月日 | 1981年4月24日 | 
| 所属クラブ | 浦和レッドダイヤモンズ | 
| ポジション | DFW | 
| 出場試合数 | 33試合 | 
| 得点数 | 7ゴール | 
2005年:アラウージョ
| 名前 | アラウージョ | 
| 生年月日 | 1977年8月8日 | 
| 所属クラブ | ガンバ大阪 | 
| ポジション | FW | 
| 出場試合数 | 33試合 | 
| 得点数 | 33ゴール | 
2004年:中澤佑二
| 名前 | 中澤佑二 | 
| 生年月日 | 1978年2月25日 | 
| 所属クラブ | 横浜F・マリノス | 
| ポジション | DF | 
| 出場試合数 | 27試合 | 
| 得点数 | 1ゴール | 
2003年:エメルソン
| 名前 | エメルソン | 
| 生年月日 | 1978年12月6日 | 
| 所属クラブ | 浦和レッドダイヤモンズ | 
| ポジション | FW | 
| 出場試合数 | 25試合 | 
| 得点数 | 18ゴール | 
2002年:高原直泰
| 名前 | 高原直泰 | 
| 生年月日 | 1979年6月4日 | 
| 所属クラブ | ジュビロ磐田 | 
| ポジション | FW | 
| 出場試合数 | 27試合 | 
| 得点数 | 26ゴール | 
2001年:藤田俊哉
| 名前 | 藤田俊哉 | 
| 生年月日 | 1971年10月4日 | 
| 所属クラブ | ジュビロ磐田 | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 26試合 | 
| 得点数 | 11ゴール | 
2000年:中村俊輔
| 名前 | 中村俊輔 | 
| 生年月日 | 1978年6月24日 | 
| 所属クラブ | 横浜F・マリノス | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 30試合 | 
| 得点数 | 5ゴール | 
1999年:アレックス(三都主アレサンドロ)
| 名前 | アレックス | 
| 生年月日 | 1977年7月20日 | 
| 所属クラブ | 清水エスパルス | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 30試合 | 
| 得点数 | 11ゴール | 
1998年:中山雅史
| 名前 | 中山雅史 | 
| 生年月日 | 1967年9月23日 | 
| 所属クラブ | ジュビロ磐田 | 
| ポジション | FW | 
| 出場試合数 | 27試合 | 
| 得点数 | 36ゴール | 
1997年:ドゥンガ
| 名前 | ドゥンガ | 
| 生年月日 | 1963年10月31日 | 
| 所属クラブ | ジュビロ磐田 | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 26試合 | 
| 得点数 | 5ゴール | 
1996年:ジョルジーニョ
| 名前 | ジョルジーニョ | 
| 生年月日 | 1964年8月17日 | 
| 所属クラブ | 鹿島アントラーズ | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 26試合 | 
| 得点数 | 2ゴール | 
1995年:ストイコビッチ
| 名前 | ドラガン・ストイコビッチ | 
| 生年月日 | 1965年3月3日 | 
| 所属クラブ | 名古屋グランパスエイト | 
| ポジション | MF | 
| 出場試合数 | 40試合 | 
| 得点数 | 15ゴール | 
1994年:ペレイラ
| 名前 | ルイス・カルロス・ペレイラ | 
| 生年月日 | 1960年3月6日 | 
| 所属クラブ | ヴェルディ川崎 | 
| ポジション | DF | 
| 出場試合数 | 43試合 | 
| 得点数 | 2ゴール | 
1993年:三浦知良
| 名前 | 三浦知良 | 
| 生年月日 | 1967年2月26日 | 
| 所属クラブ | ヴェルディ川崎 | 
| ポジション | FW | 
| 出場試合数 | 36試合 | 
| 得点数 | 20ゴール | 
Jリーグ歴代MVP一覧でした。
MVP受賞者を見れば、その年、その時にどのクラブが強かったのかがおおよそわかりますね。
Jリーグ開幕元年はヴェルディ川崎、
1990年代後半~2000年代前半はジュビロ磐田、
2000年代後半は浦和、鹿島などなど・・・。
MVPは強いクラブを象徴する選手たちが受賞しているわけです。
また、MVPと得点王のダブル受賞をしている選手も数名います。
得点王になるということは、チームの勝利に大きな貢献をしているということになるので、
インパクトもあり、MVPに投票される票数にも影響があるのではないでしょうか。
J1の得点王については下の記事をご覧ください。
J1の得点王を歴代一覧まとめ!選手を画像付きで紹介!
また、得点だけではなくチームの勝利にどれだけ貢献出来たのか、
というのもMVPを受賞するポイントかもしれません。
実際、DFやMFの選手がMVPを受賞している年が多々ありますしね。
まとめ
今回は、Jリーグの歴代MVPについて紹介させていただきました。
MVPを見れば、その年を代表する選手やクラブがだいたいわかります。
MVPは、得点だけでなくチームにどれだけ貢献できたかが
重要なポイントになのでしょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 
  
  
  
  
