サッカーのスローインはジャンプしてもいい?ルールについても詳しく解説!

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サッカーの試合でゴールキーパー以外の選手が唯一手を使えるプレーのスローイン。

少し地味なプレーですが、スローワー(スローインをする選手)は投げる位置を考え、 ボールを受ける選手は動き回って相手にボールを取られないようにするなどの駆け引きもあります。

ボールを投げた時に反則を取られてしまい、相手ボールになる事もあります。
スローインの時にどんなプレーをしたら反則になるのか気になりますよねー。

そこで今回は、スローインのルールについて調べてみました。

参考にしてみてくださいね。

スローインとは

スローインは、完全にタッチライン(ゴールを正面に見た時に左右にある端の線)をボールが越えたときに行われるプレーです。
タッチラインを越えた位置から、ボールを出した選手の相手チームの選手が両手でボールを投げる事で再開されます。

スローイン

スローインの種類

近くの選手に投げるスローインとは別に、 おおよそ30メートル以上先を狙うスローインは「ロングスロー 」と呼びます。

ロングスロー

コントロールのいいスローワーがロングスローをすると、チャンスを作れたりゴールに繋がる事もあります。

また、前方転回を行いながらスローインをすることを「ハンドスプリングスロー」もしくは「フリップスロー」と呼びます。

ハンドスプリングスロー

ハンドスプリングスローは決まった時は物凄くカッコいいのですが、非常に危険なプレーなので現在はこのプレーを行う選手はほとんどいません。

首や腰を地面に強打してしまう可能性がありますからね。
選手生命だけではなく、命に関わる大怪我をしまう時もあります。

ハンドスプリングスローは漫画などで見かける時はありますね。

スローインは投げる時にジャンプしていいの?

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スローインの時にジャンプをしながら投げるのは反則になるのでしょうか。
サッカーの競技規則2019/20に以下の記載がありました。

ボールを入れるとき、スローワーは
競技のフィールドに面して立って、
両足ともその一部をタッチライン上またはタッチラインの外のグラウンドにつけ、
ボールが競技のフィールドを出た地点から、頭の後方から頭上を通して両手を用いてボールを投げなければならない。

https://www.jfa.jp/documents/pdf/soccer/lawsofthegame_201920.pdf
サッカー競技規則2019/20 131ページ

両足ともその一部をグラウンドにつけ」と記載があるので、ジャンプをしてスローインを行なった場合は反則になります。

また、「頭の後方から頭上を通して両手を用いて」との記載もあるので、野球やハンドボールのような片手投げやソフトボールのような下手投げ、バスケットボールのフリースローのような投げ方も禁止されています。

スローインのルール

その他のスローインのルールも見ていきましょう。

スローインが直接ゴールに入った場合

スローインのボールが直接ゴールに入ったとしても、ゴールは認められません。

スローインが相手チームのゴールに入った場合には、ゴールキックになります。
逆に、自陣のゴールに入った場合には、相手チームのコーナーキックとなります。

スローインの時の相手の距離について

スローワーがボールを投げ入れる時に、相手チームの選手はスローインの位置から2m(2ヤード)以上離れなければいけません。

バスケットのディフェンスのように、スローワーの近くにビタビタについてスローインの邪魔をすることは禁止されています。

2m以上離れていなかった場合は、反スポーツ的行為としてイエローカード(警告)が提示されます。
スローインがすでに行われていた場合には、間接フリーキックが相手チームに与えられます。

間接フリーキックについて、詳細はこちらの記事をご覧ください。

サッカーのペナルティエリア内の間接フリーキックになる反則・ファールについてルールを詳しく解説

スローワーがボールを意図的に相手チームの選手に向けて投げ、その跳ね返ってきたボールでスローワーだった選手がプレーを再開しても反則にはならず、プレーを続けることができます。

相手チームの選手に対して少し不利なルールになっていますね。

スローインの時にオフサイドは適用されるの?

スローインで再開された時に、オフサイドは適用されるのか。

サッカー競技規則2019/20に以下の記載がありました。

競技者が次のことからボールを直接受けたとき、オフサイドの反則にはならない
・ゴールキック
・スローイン
・コーナーキック

https://www.jfa.jp/documents/pdf/soccer/lawsofthegame_201920.pdf
サッカー競技規則2019/20 105ページ

スローインで再開された時、味方選手がオフサイドポジションにいてもオフサイドの反則は取られないようですね。

スローイン後のプレーでオフサイドの反則を取っているのを見たことがありますが、あれはなんだったんでしょうね。
審判がルールを把握していないということはないと思いますが・・・。

オフサイドのルールについて、詳細はこちらの記事をご覧ください。

サッカーのルール「オフサイド」が意味不明でわからない!存在理由もわかりやすく図解で解説!

まとめ

今回は、サッカーのスローインのルールについて紹介させていただきました。

サッカーの中では比較的地味なプレーになりますが、 スローインからチャンスが生まれたりピンチになったりするので、意外と注目してみるとサッカーの見方が変わるかもしれませんよ♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

サッカーのルール一覧についてはこちらの記事をご覧ください。

意外と知らないサッカーに関する基本的なルールのまとめ!
サッカールール
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